発売日
2016/05/01
AV女優
シリーズ
レーベル
監督
絶対的美女、汚れる
圧倒的美女、圧倒的セクシー、園田みおん。
抜群の顔立ち、Gカップ巨乳と細い肢体の完璧なスレンダーボディ。
お高いイメージのある彼女だが、バリバリのインドア派、漫画とアニメをこよなく愛すオタク趣味に共感を覚える。
気品に溢れ、現実離れした存在である一方、クールジャパンという同時代的な、身近な若者文化にも慣れ親しむ親近感。
とにかく彼女は、最高の女である。
そして、これほどの絶対的美女の裸体とセックスさえも、AVで鑑賞できてしまう時代なのである。
しかも、それだけではない。
本作品のような、日常生活では決して味わうことのできない、極めてハードでグロテスクな性行為を体験することができるのだ。
美女が汚れる様、美しいものが穢される様子は、あまりにも刺激的で、エロティックである。
普通の女の子は決して経験したことのないような、激しいWAMの世界に浸るトップレディ。
まさしく21世紀は、我々オナニストにとって極上の世界である。
輪姦、大量顔射ぶっかけ
本作品は、最初のシーンからアクセル全開の大量ぶっかけプレイを見せつける。
猫耳をかたどったカチューシャをつけた愛らしい彼女を、大量のむさ苦しい男たちが襲う。
カラダのあらゆるところを同時に責められ、「気持ちいい」と喘ぎ混じりの可愛い声が漏れる彼女。
男たちに持ち上げられ、M字に開脚したまま、空中で潮を吹き散らかす姿は圧巻だ。
もちろん気持ち良くなるのは彼女だけではない。
愛くるしい顔をおっさんの汚いケツに埋め、思い切り舌を突き出す濃厚なアナル舐め。
臭くて汚い肛門を、まるで味わうかのように舐め回す。
この倒錯的なプレイは、本シリーズの十八番であるが、園田みおんという逸材が、より過激なエロスを解き放つのだ。
アナルの細菌にたっぷりと汚された彼女の顔は、さらに大量の顔射によって、フェイスパックよろしく、一面ザーメンまみれになるのである。
美しいものが汚れる、そのダイナミズムは、禁止された法を犯すエロティシズムの運動そのものだ。
ザーメンという、生々しい液体によって、彼女の美顔が汚される様は、強烈な力動関係を孕んでいる。
ゼロ距離で映るどアップの顔面に、精子のレイヤーが幾重にも重なり、そのグロテスクなイマージュは、奥ゆかしい多義性を提示する。
解釈可能性のバリエーションこそ、我々の妄想に夢を与えるのだ。
緊縛というファッション
2シーン目は、彼女の粘っこい舌使いによる、連続フェラチオプレイである。
美味しそうに、そして満足げに肉棒を頬張る彼女。
華やかで清潔な彼女の、いやらしい性欲が透けて見える。
まだまだ変態痴女とは言い難いが、しかしその性欲は間違いなく本物であり、主体的にセックスを楽しむタイプの女であることは間違いない。
モデルとしても、アイドルとしても売れそうな彼女が、AVで活躍するその存在理由は、この隠された性衝動にちがいない。
また、本シーンは、つばの広い女優帽に、デニム、そして上半身は緊縛という、あまりにも過激なファッションが格別だ。
この非日常的なコスチュームに身を包み、まさに非日常的な性行為に耽る彼女は、あまりにもいやらしい。
複数の男の肉棒を順々にフェラチオし、連続で口内射精を受け入れる彼女。
口に出されたザーメンを指で弄る、ザーメンいじりの倒錯的なプレイまで披露してくれる。
アナルとまん毛に注目
3シーン目は、潮吹きありの、肉棒とおもちゃのダブル責めセックスである。
黒のウェディングベールとランジェリー、ニーハイタイツにハイヒールという、訳のわからないコスプレであるが、その派手さは文句ない。
そんな姿の彼女は、肉棒とおもちゃに性器を弄られ、快感の渦に巻き込まれていく。
とくに、その絶頂の象徴としての大量潮吹きはたまらない。
絶叫とともに、無際限に潮が溢れ出る。
本気で気持ち良くなる彼女のアクメ、カラダの捩れ、恍惚の表情は最高である。
ただ、残念なのは、大量の潮が零れ落ちるマットが黒色で、潮、染み、水溜まりがほとんど目立たないということである。
せっかく潮吹きを収録するならば、中間色のシーツを用意してほしかった。
とはいえ、本シーンにも最高のヌキどころが用意されている。
それは、がっつしどアップで映される、びっしりと生えたまん毛である。
彼女のまん毛は、まんこからアナル周りにかけて、広範囲に生え揃っている。
これほどの美女が、まん毛のジャングルを隠し持っているという事実。
あまりにも胸熱な情報だ。
サーモンピンクの美しいアナルと同時に、むさ苦しい陰毛までも披露してくれる彼女は、本当に最高の女である。
かわいい極彩色のグロテスク
本シリーズの主題は、体液に汚れるグロテスクなセックスだけではない。
上でも注目してきたように、むしろ、過激なファッションとコスチュームこそが、最大のテーマである。
なぜなら本シリーズの前身、「WATER POLE」シリーズは、ゴリゴリのギャル企画であったからだ。
それゆえに、ギャルという主題が後退した本シリーズにおいても、ギャルたちのアイデンティティであった過激なファッションを、刷新した形で継承しているのだ。
それは、実に10年代的な「かわいい」表象へと移り変わる。
ゼロ年代のギャルたちの聖地が渋谷であったならば、10年代のゆるふわな若者カルチャーの最先端は原宿である。
ギャル雑誌の敗退、再開発の進む渋谷のビジネス街化の裏で、原宿では「かわいい」というクール・ジャパノロジーが隆盛したのである。
(園田みおんは、見た目の旧ギャル的な華麗さと、「かわいい」文化と親和的なアニメ・漫画、クール・ジャパンに浸る感性を併せ持ち、まさしく「NEW WATER POLE」シリーズにとって、象徴的な存在であるだろう。)
では、ギャルの露骨なセクシーさと対比して、「かわいい」とは、性的な意味を削ぎ落とした文化なのであろうか。
いや、そうではない。
我々にとって、「かわいい」もまた、ひとつのエロティシズムを喚起させる。
なぜならば、「かわいい」とは、すなわち「グロテスク」であるからだ。
評論家の四方田犬彦は「かわいい」を、フロイトのいう「不気味なもの」と比較して、その根本的な美醜構造を浮き彫りにする。
きゃりーぱみゅぱみゅのファッション観や、蜷川実花の写す映像世界を想像してほしい。
彼女らは、「かわいい」ものを、同時にグロテスクなものへと昇華させている。
その革新的な美醜関係は、むしろギャルの文化よりも、ある意味で艶めかしくエロティックではないだろうか。
本作品の4シーン目における彼女のコスプレも、可愛さの極致としての「かわいい」表象である。
ケバケバしいショッキング・ピンクの被り物には、禍々しい不気味な要素もつねに見え隠れしている。
そのグロテスクさを最大限に引き出す、倒錯的で刺激的な性行為。
美しき女体、汚らしいアナル、かわいいアクセサリー、艶かしいLED、煌めくローション、生臭いザーメン。
画面の中では終始、美しいものと醜いものが綯い交ぜとなって躍動的な快感世界が形成されている。
「園田みおん」と「NEW WATER POLE」の交点は、極めてグロテスクで美しき景色が広がっているのだ。
全てを濡らす、全てを舐める
クライマックスの最終シーンは、激しい全身リップとえげつないWAMプレイである。
オイルローションをぶっかけられ、艶やかな光沢に包まれる姿は、汚らしくも神々しい。
ただ、彼女のカラダを濡らすのはローションだけではない。
荒々しい手マンによって、彼女は大量の潮を吹く。
透明度の高い澄んだローションの溜まりが、彼女の汚い体液によって白濁と化す様は、美しい彼女の汚い部分を体験でき、めちゃくちゃ興奮する。
また、ボールギャグを嵌められた口元はゆるみ、彼女の汚い唾液が零れ落ちる。
シーンの早い段階でボールギャグは外されてしまうが、しかしそれ以降も緩みっぱなしのだらしない口。
セックスで感じるたびに、彼女の涎が糸を引く。
潮だけでなく、大量の唾液も楽しめるのだ。
そして、行為自体も汚らしく粘っこい。
男が跨る逆顔面騎乗位は、彼女の顔に肉棒と睾丸とアナルを同時に押し付ける見苦しすぎる行為だ。
さらに、ローションと体液に汚された彼女の足指を、ハメながらたっぷりとしゃぶるプレイも最高である。
そして、最終的には二人の男の連続射精によって、顔面もザーメンまみれとなる。
画面いっぱいに広がるドロドロとした汚さ、下品さ。
とはいえ、彼女という存在のおかげで、ギリギリのバランスを保つ美醜関係。
とにかく彼女は、最も汚いプレイを、最も美しく魅せるAV女優のトップスターであるのだ。
【シーン1】 |
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猫耳、複数プレイ、輪姦、アナル舐め、連続顔射、大量ぶっかけ、ザーメンパック、ゼロ距離接写 |
【シーン2】 |
女優帽、緊縛+デニム、唾液、連続口内射精、ザーメンいじり、顔面接写、ゼロ距離接写 |
【シーン3】 |
黒のウェディングベール、全裸ハイヒール、アナル舐め、剛毛まん毛、バイブ、電マ、大量潮吹き、イラマチオ、唾液、正常位舌出しフィニッシュ |
【シーン4】 |
極彩色ネオギャルコスプレ、ローション、パイズリ、アナル舐め、手コキ顔射フィニッシュ、お掃除フェラ、ザーメンいじり |
【シーン5】 |
オイルローションプレイ、目隠し、ボールギャグ、3P、パイズリ、逆顔面騎乗位、アナル舐め、唾液、足指舐め、アナルどアップ、正常位顔射フィニッシュ×2、お掃除フェラ |
【おまけシーン(MGS特典)】 |
全裸オナニー、電マ、愛液いじり |
評価 |
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