AV鑑定団へようこそ。
本サイトは欲望と性癖に向き合うための知的なAVレビューサイトである。
アダルトビデオを鑑賞すること、あるいは性にまつわること全ては、知的な営みである。
知性による認識こそが、性的な世界を、より豊かに与えてくれる。
セックスはつねに、知的で野蛮な行為なのだ。
運営者について
我々は、性的欲望こそが人間の本質であり、性癖こそが人々の真の個性だと考えている。
我々は、欲望と性癖に向き合う紳士淑女の味方だ。
世間では虐げられ、罵られる性癖も、我々は広く受け止める。
その意味で、我々は、より多様なジャンルのAV作品を取り扱うレビューサイトをつくりあげるつもりだ。
また、AV鑑定団の団長については、以下のブログを参考にされたい。
※ブログ準備中
サイトのコンテンツについて
AVレビュー記事
我々のサイトは、アダルトビデオのレビュー記事をメイン・コンテンツとしている。
レビュー記事とは、我々の独断と偏見による、完全に独善的な意見である。
我々は、万人受けを狙った当たり障りのない記事を書くつもりは毛頭ない。
なぜなら、エロスとは、本来個別的で、アレルギーのようなものである。
だが、各々の特殊性にある深みは、超個性的なものとなり、人間本来の普遍性を獲得するのだ。
普遍性と特殊性の狭間。
それは、プラトン以来の、我々の知的創造における大問題である(唯名論と実念論、あるいはヘーゲルの弁証法もそうだ)。
ゆえに我々は、まず我々の性癖に向き合うことこそ、全ての人にとって価値のあるレビュー記事となることを確信している。
エロティシズムについて
あらゆる性癖を内包するひとつの根本的な図式がある。
それは、「禁止」と「侵犯」の二項対立だ。
これは我々がいたずらに言い始めたことではなく、フランスの思想家ジョルジュ・バタイユの示した図式である。
隠されれば隠されるほど、それが暴かれたとき、より強力なエロティシズムが宿るのである。
セックスは、本質的に醜いものであるから秘められるのではなく、神秘的で恍惚であるからこそ、強く禁止されるのだ。
すなわちエロティシズムが教えることは、二項対立の図式には、つねに強烈なエネルギーが内包されているということである。
美しいものと醜いものが対峙している時、そこに強いエロスを感じるのは、我々のよく知るところだろう(美女の下品なセックスはその意味で極上である)。
そして、重要なことだが、この二項対立がそのまま(静的状態において)エロスを宿しているのではなく、その構造が危機的状況に陥る時に、エロスが解放されるということである。
エロティシズムは運動だ。
ジャック・デリダの脱構築が、二項対立の矛盾の構造を「暴くこと」(=行為)であったことが示唆的であるだろう。
デリダの言う通り、両極の項目(「禁止」と「侵犯」、「美」と「醜」)が単純に矛盾しているのではなく、共犯関係のような奇妙な結びつきを保持しているのだ。
我々は、禁止されたものを犯し、美しいものを汚す、その運動の中に強いエロティシズムを感じるのである。
以上の問題は、我々のレビュー記事においても、重要な視点を形成している。
評価基準と星の数
我々は独自の視点からAVの評価を行い、作品のレビューページに星の数で作品の点数を記している。
以下におよその目安を示す。
★☆☆☆☆
鑑賞する価値がない作品
★★☆☆☆
鑑賞しても損はないが、おすすめはしない作品。
★★★☆☆
鑑賞して十分に楽しめる作品。
★★★★☆
何度か鑑賞し直して、大変お世話になるであろう作品。
★★★★★
全く飽きのこない素晴らしい作品。
また、我々は作品のレビューページで、星の評点の下にそれぞれのシーンごとの簡単な描写を記している。
しかし、これらはシーンを概略したりまとめたりしているわけではなく、
あくまで我々の視点から評価すべきポイント、つまりヌけるポイントをリストアップしているのみに留まる。
特集記事
本サイトは、AVの個々の作品を扱うレビュー記事とは別に、主に以下の4つのジャンルで特集ページを設けている。
役割としては、まとめ記事のようなもので、基本的には、本サイトで扱った作品をベースに執筆している。
膨大な量のアダルトビデオ作品群のなかから、マイ・ベストな作品を探し出すときに利用していただきたい。
※なお、本サイトはアダルトサイトです。未成年の方はご退場下さい。