ネバスペはなぜエロいか
語の定義
ネバスペとは、射精された精液を女がいじり遊ぶ行為である。
一般的なAVではあまり見ることのない要素であるが、口唇や体液がテーマとなる作品においては登場することがある。
とくに、痴女系の女優の作品においては、淫乱度を上げるカンフル剤のごとく使われる。
汚くて臭い精子を、嬉々としてわざわざ弄くり回す女は、明らかに変態で淫乱な印象を与えるからだ。
ザーメンの汚さを堪能すること
ネバスペは、非常に下劣で汚い行為である。
口内射精されたザーメンを、一度手のひらに吐き出し、唾液とあわさったどろどろ精子を指に絡ませる下品さがたまらない。
あるいは、ぶっかけられたザーメンを手にとった後、自ら口内に、あるいは膣内に指で押し込む倒錯的な行為も狂気じみている。
下品な行為、汚い行為は、強烈なエロティシズムを喚起させる。
本行為においても、潜在的に禁止された行為を犯すことによって、興奮するのである。
またネバスペは、同じ精子を媒介にしながらも、ぶっかけ・顔射とは異なる性衝動を孕んでいる。
ぶっかけとは、女を汚す行為である。
つまり、男のサディスト、女のマゾヒストとしての構図が浮かび上がる。
他方でネバスペは、女が自ら汚れる行為だ。
女の主体性が要因である。
すなわち、ネバスペは、女の痴女性を浮き彫りにするのだ。