発売日
2016/11/25
AV女優
シリーズ
監督
よく見ればブサイク、水稀みり。
長めの顔面と雑なパーツだが、そのだらしない仕上がりは、刺激的な興奮を誘う。
一方、彼女のカラダは、ストイックに鍛えられたスレンダーなモデル体型で、圧倒的な美しさを魅せてくれる。
残念なマスクと、極上のスタイルのミスマッチはなかなかエロティックだ。
そんな彼女の8作品目となる今回は、プレステージの人気企画「1vs1」シリーズに挑戦している。
本シリーズの特徴は大きく二つある。
ひとつは、1vs1のガチンコ濃厚セックス。
カメラを忘れさせるほどの、燃え上がる欲情セックスは圧巻だ。
そしてもう一つが、出演女優に向き合い、熱心に彼女たちの本性を暴くドキュメンタリー風の描写である。
監督とのフレンドリーな距離感による丁寧なインタビューによって、彼女たちの個性、内面が浮き彫りとなる。
そして、水稀みりの本性、それは非常に残念なほどの、無価値な女であった。
彼女の生ぬるい、ずぼらなセックスを見ていこう。
徹底レビュー
生意気で中途半端な女
彼女は勘違いでつけあがった、高慢な女である。
それを象徴するのは、本作品の冒頭の、まさに最初の一言からして露呈している。
監督:撮影現場に仕事としてでなく、SEXヤリに来てますよね?
水稀:ヤリに来てないw…でも、(相手のSEXの)お手並み拝見ってとこあります。
監督:お手並み拝見!?なんでそんな上から目線なのw
水稀:…ヤリに来てます(笑)
監督:そうでしょー(笑)
こういった生意気な言説は、本編を通して節々で見受けられるのである。
正直、見てるこっちが恥ずかしくなるくらいの痛さだ。
彼女のような性悪女優は、インタビューの多いドキュメンタリー作品には出演してはいけない。
黙ってセックスしてれば良いのに、残念な演出だ。
自称S
上記の通りプライドだけ立派な彼女であるが、さらに余計な設定まで乗せている。
それが、Sキャラだ。
彼女いわく、男を責めているときの方が興奮するらしい。
とはいえ、彼女のサディズムは、想像以上に酷い。
本来、高慢なS嬢の女王様プレイは、男なら誰しもが抱いているマゾヒズムを大いに刺激してくれる最高のシチュエーションであるはずだ。
しかし、彼女の場合は、中身が全くない。
ただ、プライドだけが高すぎて、男に責められるより、責める立場に立ちたいというだけの、ポジション・トークでしかないのだ。
(下でも述べるが、それが如実に表れているのが、「男に尻を向けたくない」という発言だ。)
そこには、SMにあるはずべきの、知的で倒錯的な、ドラスティックなダイナミズムが全くないのである。
SMにおいても必要なのは、「責める側」の一方的なコミニュケーションではなく、息のあった双方性ではないか。
「私が責める」とバカの一つ覚えのように、すべてのシーン、絡みにてS役をかってでる彼女であるが、ただただ馬乗りになって、乳首を舐めるくらいの低劣な責めである。
業界の大ベテラン、大先輩たちであるAV男優よりも、「主役である私の方が偉い」とでも言わんばかりの高慢な態度だ。
この構図も別項で述べるが、1シーン目にて再開した素人男性の方が、男優よりも魅力的だとまで吐き捨てている。
一体、どの立場からの発言なのか。
胸糞が悪い。
アナル舐めへの抵抗
彼女が最も苦手な行為は、アナルを舐められることらしい。
その理由は次の通りだ。
監督:舐められるのは嫌なの?
水稀:嫌ですね…なんか、服従してるみたいで…。
監督:何そのプライド。
水稀:嫌なんです…。ケツ向けるのとか。
呆れてしまうほどの図々しさである。
そんな彼女のアナルをたっぷりと舐め回すために遣わされたのが、2シーン目の相手であるベテラン男優しみけんだ。
生意気に抵抗する彼女を押さえつけて、脇からアナルまで堪能するさすがの変態プレイである。
ムカつく女であるが、カラダだけは極上である。
綺麗で汚いアナルをベロベロに舐めずるプレイは圧巻だ。
しみけんのおかげで、それなりに見応えのある絡みとなっているのがせめてもの救いだ。
ちなみに彼女は、男のアナルを舐めることに関しては抵抗がない。
3シーン目のドM男優との絡みにおいては、彼女の方から濃厚なアナル舐めを見せてくれる。
彼女のうるさくて臭そうな口が、余計に汚らしく、臭くなりそうで、あまりにもグロテスクで凄まじい。
唾液がだらだらと零れ落ちるアナル舐めは、まさに彼女にお似合いの下品さであるのだ。
おすすめシーン
素人男性との再会
本作品は4つのシーンで構成されている。
・前作で絡んだ素人男性とのセックス
2 vs.しみけん
・変態男優しみけんに責められるセックス
3 vs.M男優
・ドM男優を責めるセックス
4 vs.森林原人
・絶倫男優森林原人との3回連続セックス
このなかでもとくにおすすめのシーンは、1シーン目の素人男性相手とのセックスである。
いや、正確に言えば、おすすめといったものではなく、むしろ消去法だ。
本作品において、彼女の立ち回りが悪くないのは、このシーンだけである。
さて、本シーンの相手である素人男性というのは、実は彼女の前作「新・絶対的美少女、お貸しします。」にて共演している男性のことである。
彼女は、この男性とのセックスが忘れられず、相性の良さは、他の男優とは比べ物にならないと豪語する。
(そもそも、彼女との相性ランキングなどに、どれほどの価値があるか理解に苦しむが。)
たしかに、その発言通り、彼とのセックスは、我々鑑賞者側からも分かるほどの、情熱的な絡み合いであるのだ。
生々しい恋人セックス
素人男性の部屋は、スタッフのいない、二人だけの空間となっている。
固定カメラによって捉えられる映像は、AVの撮影というよりも、恋人同士の生々しいプライベートのセックスであるかのようだ。
肉欲に任せて盛り上がる男女の淫らな姿。
男の一人暮らしの生活感溢れる狭い部屋の中で、衣服を全く纏わず、汗ばむ全裸でセックスに興じるのである。
彼女も、変に(くだらない)Sキャラに縛られることなく、ありのままのプレイを楽しんでいるかのようだ。
鏡の前で
鏡の前でのセックスが、前作での絡みの中でもとくに印象的であったと述べている。
その思い出に浸るかのように、今回も姿見の前で、ハメ狂う彼女たち。
まるで獣のような野蛮なセックス。
そんな自らの鏡像を観て、余計に興奮するいやらしい女である。
男性の力強いピストンで、膣奥を刺激された彼女は、アパート中に響くかのような絶叫で喘ぐのだ。
1vs1、全敗女優
余談であるが、ここで本作品のタイトルを振り返ろう。
1vs1。
おそらくタイマン勝負の熱いセックスを象徴しているのであろうが、4シーンからなる本作品を、あえて文字通り4番勝負と捉えるならば、明らかに彼女の成績は全敗である。
男優相手はもちろん、素人男性に対しても任せきりの雑なセックス。
S痴女役を演じるも、中途半端でただプライドが高いだけ。
彼女は雑魚な女だ。
ハードSM作品に出演し、高慢なプライドをズタズタにされる日が来ることを願うばかりだ。
評価
【シーン1】vs.2回目の素人男性 |
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過去作品出演男性、定点カメラ、いちゃいちゃ、ベロキス、へそピアス、クンニ、鏡の前で立ちバック、腰振り騎乗位、正常位ぶかっけフィニッシュ |
【シーン2】vs.しみけん |
男優手持ちカメラ、Tバック、濃厚アナル舐め(♀←♂)、ベロキスATM(Anus to Mouth)、S痴女、玉マッサージフェラチオ、腰振り騎乗位、ハメながらオナニー(クリ弄り)、顔射フィニッシュ |
【シーン3】vs.M男優 |
S痴女、ソフトSM、土足ハイヒール、シースルー・ランジェリー、指フェラ、耳舐め(♀→♂)、隠語責め女王様、汗ばみセックス、顔射フィニッシュ、お掃除フェラ、足指舐め(♀←♂) |
【シーン4】vs.森林原人 |
ベロキス、クンニリングスPTM(Pussy to Mouth)、腰振り騎乗位、後背位尻出しフィニッシュ、即連続二回戦、正常位顔射フィニッシュ、即連続三回戦、顔射(二回目) |
評価 |
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