
発売日
2016/07/13
AV女優
シリーズ
レーベル
監督
SとMのスペクトラム
ドM志願の変態少女、あおいれな。
そして、男を虐めることが大好きなドS痴女、跡美しゅり。
本作品は、この二人との三角関係を描いた、ダイナミックなSMの構図を展開している。
すなわち鑑賞者は、Sの側も、Mの側も両方を同時に楽しむことができるのだ。
乱暴に性奴隷として扱われることに興奮するM女と、女王様プレイで男を服従させることに快感を覚えるS女との同棲生活。
これほど倒錯的で興奮する、夢の3P生活はないだろう。
女に丁寧に汚い足指を舐めさせる一方で、ちんぐり返しの恥ずかしい状態でアナルを舐められることに興奮する。
我々はつねに、女を苛めたいし、女の下僕にもなりたい、屈折した欲望をもっている。
我々の主体性、性癖、欲望は、確固たる外形があるのではなく、様々な環境、あるいは認識によって、多様に色を変えていくものだ。
そんな不安定な欲望を、様々な形のまま受け入れる最高の変態プレイ。
それが、サディズムとマディズムの複合3Pセックスなのだ。
愛に飢えすぎたマゾヒズム
最初のシーンは、ドMな恋人とのハードSMラブラブセックスである。
あおいれなは、大学の授業に全くでないクズなダメ男の恋人に、徹頭徹尾いいなりの尽くしすぎるダメ女である。
ダメ女は、ダメ男を許容し、助長させる。
正真正銘のクズ野郎に成り果てた彼氏は、彼女に手枷と目隠し、ボールギャグを装着し、まさに性的な奴隷として扱う。
乳首を弄られ、引っ張られることに快感を覚える彼女。
うっとりとした表情で、たんつぼプレイの唾液をごっくんと飲み込む。
男の欲望を叶えること、常軌の逸した欲であるほど、それに応えることが、彼女にとっての愛情なのだ。
逆顔面騎乗位の圧迫的な状態での、喉奥への強烈なイラマチオによって、彼女の口から止めなく大量の唾液が溢れ出る。
口元から、首、胸、お腹あたりまでよだれで濡れる姿は、あまりにも薄汚く、変態的な女のイマージュを提示する。
後背位で髪の毛を引っ張り、あるいは首を絞めたまま膣奥に突き刺すセックスは、彼女のマゾヒズムを心ゆくまでに満たす。
たしかに我々は、こんな変態的なM痴女のガールフレンドをもったならば、この男のように、毎日だらしなくSMセックスに耽る日々を送るだろう。
彼女は、性欲のはけ口として扱う分には、最高すぎるM女である。
性欲溢れる淫乱なサディズム
2シーン目は、さっきまでSに振舞っていた男が、サディスティックな幼馴染の女に苛められる圧巻の女王様プレイである。
幼馴染でS痴女役の跡美しゅりは、ただサディスティックなだけではなく、その見た目が、ロリ要素をも極めていることに魅力がある。
ロリで可愛い少女に苛められることほど、男のマゾヒスティックな欲望をくすぐるシチュエーションはないだろう。
子供に苛められること、それは、我々の主体性を強力にへし折る象徴的な意味をもつ。
そして、その幼稚な見た目と裏腹に、SMの鍛錬された技術と、驚異的な女王様気質で、男の欲望を圧倒するのである、
手コキ、フェラ、そしてハメた後の腰の動かし方まで、一般的なセックスの技術はもちろん完璧であるが、さらに、乳首の弄り方、玉のしゃぶり方、そして足指なめやアナル舐めまで、SMチックな技術も素晴らしい。
洗練されたこれらの技術は、彼女が生粋のサディストである証である。
ただ、本シーンの彼女は、ただ責めるだけではなく、責めながらも、自らも気持ち良くなりたいというエゴイスティックな一面も強く表れている。
顔面騎乗位で男の顔を圧迫することは、その征服感を味わうよりも、むしろクリトリスの直接的な神経刺激を欲しているかのようだ。
顔騎でクンニされながら身を捩らせ絶叫する彼女は、サディスティックである前に、ただただ変態的な彼女の欲望を浮き彫りにさせる。
つまり、彼女のサディズムは、いわゆる、屈強で、冷徹な主体ではない。
男を征服することは、自らの性感帯を充足させるための手段でしかないのだ。
自らの性感帯を、気持ち良く刺激させるために、男を飼いならすのである。
そんな彼女のポジションは、最初のシーンの、Mな彼女を虐める男と全く同じ立場であると言えるだろう。
ここに、合わせ鏡のような、複雑な三角関係が浮かび上がるのである。
ペニスをシゴかれて
3シーン目において、いよいよドM女とドS女との同居生活が始まる。
本シーンは、恋人の目を盗んで執拗にペニスを愛撫してくるドS女による、スリルある女王様プレイである。
食事中に、テーブルの下で、ちん蹴りをし、足コキ、そしてフェラチオまで自由気ままにちんこを弄る淫乱女。
恋人にバレたらマズいと、必死で隠そうとする男は、その負い目から、彼女の立場を上げて、屈服してしまう。
顔面を舐めまわされた後、さらに彼女が床に吐き捨てた唾液を舐めることを強要される男。
汚い唾液をありがたく啜る様を見て嬉しそうにする彼女は、正真正銘のサディストだ。
全身お掃除リッププレイ
4シーン目は、ドMな恋人に全身を綺麗にリップさせる、入浴SMセックスである。
同居生活が始まった中で、ドS女の跡美しゅりが出てこないのは非常に残念だ。
しかしながら、男の全身を隈なく舐め回す、M女の忠誠心は圧巻だ。
足指舐め、アナル舐めの強要、そしてディープスロートのイラマチオと、彼女のだらしない口を乱暴に犯す絶対的な奴隷プレイ。
そして、乱暴にされればされるほど愛を感じ興奮するマゾヒスト。
カラダをお掃除しているのか、その溢れ出る唾液で汚しているのか、分からなくなる、野蛮で倒錯的な絡みである。
SとMの複合3P
最終シーンは、待ちに待った、ドM女とドS女との過激なSM3Pである。
普段通り、恋人=性奴隷のあおいれなとの服従的なSMプレイに興じているところに、淫乱でサディスティックな跡美しゅりが乱入してくる。
例えば、M女の首を絞めながら、S女に首を絞められる、複雑で錯乱的な状況。
この二人との3Pは、マゾヒストとサディストの欲望を同時に満たしてくれるのである。
とはいえ、SMのどちらをも引き受けることは、生粋のサディズム、あるいは純粋なマゾヒストにとっては、過剰で余分な演出だと思われるかもしれない。
サディストは、責められることの快感を拒絶しているだろうし、その逆もまた然りである。
しかし、自らをどちらかの側へと強く押しやっている主体は、むしろ、それを突き詰めることによって、ウロボロスの蛇ように、別サイドの欲望へと振り切れるのである。
なぜならば、本来的にSもMも両極端の相容れない属性ではなくて、むしろ主体は、この二項の狭間で絶え間ない運動を続けているからである。
主体はいつでも、サディストであるし、マゾヒストでもある。
SとMは対極ではなく、その根本において同一であるのだ。
跡美しゅりに唾液を強制的に飲ませられると、その唾液をそのまま、あおいれなの口へと運ぶ、強烈なよだれの回し飲み。
あるいは、あおいれなにアナルを綺麗に舐めさせると同時に、跡美しゅりに顔騎され、顔を圧迫されるのである。
これらの倒錯的なプレイに、我々の主体性=アイデンティティは脆くも崩れ去る。
そして、この崩壊のダイナミズムこそが、エロティックな内的運動を生み出すのである。
理性的な主体を構築するのではなく、構築されていた鉄の仮面をぶち壊すこと。
その意味で、性的衝動は、凝り固まったサディズムでも、マゾヒズムでもなく、それらの間隙を漂うことなのだ。
【シーン1】 |
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マゾ女、指フェラ、指イラマチオ、耳穴いじり、目隠し、ボールギャグ、手枷、乳首つまみ、唾液、たんつぼ、逆顔面騎乗位、首絞め後背位舌出しフィニッシュ、お掃除イラマチオ |
【シーン2】 |
ロリS女、ちんぐり返し、アナル舐め、顔面騎乗位、騎乗位外だしフィニッシュ、連続手コキ |
【シーン3】 |
女王様プレイ、足指舐め、恋人の目を盗んでペニス責め、足コキ、顔面舐めまわし、よだれ、唾液舐め、手コキ+フェラチオフィニッシュ、お掃除フェラ |
【シーン4】 |
バスルーム、足指舐め、アナル舐め、イラマチオ、唾液、ディープスロート、口内射精、ごっくん、お掃除フェラ |
【シーン5】 |
性奴隷、ローター固定、イラマチオ、S痴女乱入3P、ダブル指フェラ、たんつぼ、よだれ回し飲み、ちんぐり返し、アナル舐め、顔面騎乗位、ダブルフェラチオ、涙、レズキス、ペニバンファック、正常位口内射精フィニッシュ、お掃除フェラ |
【シーン6】 |
コスプレ(CAっぽい)プレイ、マッサージ、外だしフィニッシュ |
評価 |
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