発売日
2016/07/01
AV女優
レーベル
監督
麗しきベテランAV女優
アラサーEカップの美人お姉さん女優、天海つばさ。
彼女のキャリアは長く、かわいい系とキレイ系の二つを兼ね備えたマスクは美しい。
度重なる整形からか(実際にしているかどうかはわからないが)、最近の彼女はとくに韓国人モデルのような、それぞれのパーツが小ぶりで、鼻筋の通った端正な顔立ちである。
さらに、アラサーともなれば、ただカワイイだけではなく、濃厚な色気も醸し出す。
爽やかさと色っぽさも兼ね備えているのである。
(彼女の色気は、見た目だけでなく、声色もまた大人びてきたが、しかしかなり興奮した場面での喘ぎ声は、がさがさに掠れたおばさん、もっと言えばおっさんみたいな声ではある)
そんな彼女が今回挑むのは、彼氏を裏切りソープ嬢という職に就くOLの物語である。
このナラティブにおいて楽しめるのは、彼氏とのイチャイチャ・セックスと、仕事としてのテクニカルなセックスとのギャップだ。
さらに、ソープ嬢として働くなかで、会社の上司という気まずすぎる客とのお仕事セックスという設定も見所のひとつである。
彼氏とラブラブ自宅セックス
最初のシーンは、彼氏との日常的なラブラブセックスシーンである。
ゆるめの部屋着、風呂上がりのヘアバンド姿が、AV女優である彼女のプライベートなセックスという印象を作り出していて素晴らしい。
まさに、仲のいい彼氏とのいつものセックスといった感じである。
小手先のテクニックなど必要ない、ただただ幸せな、愛を確かめ合うセックスである。
ズコバコにハメまくる濃厚セックス。
激しいピストン運動の末、彼女のまんこ周りは、アナルの方まで、愛液と我慢汁でべっとり濡れている。
そんな彼女の汚いアナルまでも、愛を確認するかのように、あるいは、彼女を十分に愛でるかのように貪り舐める男。
フィニッシュ後の接吻までも、きわめて濃厚であり、愛を感じるのである。
そんななかで、「AVも浮気だよ」という彼女の発言はひとつの伏線を張り、物語を駆動させる。
彼氏のAV鑑賞を見つけ、可愛らしく嫉妬する彼女。
しかし、実は彼女の方こそが、彼氏を裏切り、ソープ嬢として、カラダを売る仕事に就いてしまうのだ。
ソープランド講習セックス
続いてのシーン、出来心でソープ嬢の面接に来てしまった彼女。
冷静になり、面接を辞退しようとするも、店長の饒舌な口車に乗せられ、その場で講習という名のセックスが始まってしまう。
恋人とのセックスとは異なり、ソープ嬢に求められるのは、まずもって技術である。
一般の素人女性である彼女は、講習において、店長から手取り足取り、ソープ嬢特有の身体の使い方、泡の技法を学ぶ。
泡を媒介とする独特のぬるぬるプレイに、彼女自身が興奮しているかのようだ。
講習の間、終始勃っている彼女の豆のような乳首が最高である。
そして、やっていることは手マンでしかないが、しかし、まんこで指を洗うという、手マンと全く反対の発想、「つぼ洗い」。
洗っているのか、汚しているか分からない、この倒錯的なサービスプレイが見られるのも、ソープものならではだ。
ちんこと金玉を同時に洗う手コキプレイも素晴らしい。
肉棒を握る彼女の手から、泡がねちょねちょといやらしい音を立てる。
残念ながらノーフィニッシュであるが、本シーンは、最初のシーンの日常的なセックスとは対照的に、泡プレイを覚え、セックスのプロとなっていく彼女の一面を描き出している。
淫乱ソープ嬢のプロセックス
3シーン目は、いよいよ性風俗産業のプロとなった彼女の接客実践泡プレイである。
早速彼女は、覚えたての「たわし洗い」、「つぼ洗い」を駆使して、客のカラダを丁寧に洗う。
自身の陰毛をスポンジ代わりに、泡立ったまんこを腕、脚、指に擦りつけ、全身を綺麗にしていく彼女。
と同時に、こすりつけたクリトリスからくる刺激に快感を覚え、甘い吐息を漏らす。
サービス業であるはずなのに、彼女自身も気持ち良くなり、興奮してしまう点に、彼女の痴女性が浮き彫りとなる。
もはや、仲のよい彼氏とのラブラブセックスをする彼女ではない。
性産業にどっぷりと浸かり、快楽を享受するのは、客ではなく、淫乱な彼女自身なのだ。
全編ソープシーンとしてではなく、最初のカップルシーンを挿入することで、我々は彼氏の視点を手に入れることができる。
たちまち痴女へと堕ちていく彼女を、彼氏目線で見ることによって、マゾヒスティックな寝取られ願望が満たされる。
自分の女が、淫乱であり、なおかつ他人とのセックスに興奮している様は、彼女を単なる痴女ではなく、サディストの立場にも立たせる。
自身の欲望に貪欲なまま、他の男の肉棒を貪る姿は、あまりにも挑発的で刺激的だ。
彼氏とのセックスにはもう戻ることのできない、本物の快楽に味をしめた女。
彼女は、客を満足させるよりもむしろ、己の性欲を満たすために仕事をするのである。
彼女の溢れる淫乱さこそ、本作の隠されたテーマだ。
汚すぎるおっさんと美女ローション
最終シーンにおいて、淫乱ソープ嬢物語に、さらに新しいスパイスが加わる。
それは、OLでもある彼女の、昼に働く会社の上司が来客してしまう、あまりにもきまずい場面だ。
しかし、昼の顔を知る上司の方はむしろノリノリであり、彼女への要求はエスカレートする。
上司はかなり気持ち悪い下品なセクハラおっさんであり、彼女もたじたじであるが、しかし、仕事としてわりきり、しっかりとサービス精神旺盛なねっとりプレイを展開する。
おっさんの要求で、汚いアナルまで舐め回すカットは最高である。
彼女の小動物のようなかわいらしい舌が、ローションまみれのアナルを掻き分けていく。
さらに足の指までねっとりと舐め上げる。
なかなか大胆で濃厚な足指舐めは必見だ。
だが、3シーンまでの彼女の勢いの良い痴女性が失われてしまっているのは残念だ。
おっさんのキャラが濃すぎて、彼女の淫乱さが隠れてしまっているのが問題である。
どうせなら、この下品なおやじにも屈しない彼女の痴女っぷりを描いて欲しかった。
とはいえ、彼女の美貌、そして足指舐め、アナル舐めを含めたソーププレイは安定である。
【シーン1】 |
---|
カップルイチャイチャセックス、プライベート感、部屋着、着衣セックス、濃厚接吻、アナル舐め、正常位外出しフィニッシュ |
【シーン2】 |
ソープ嬢講習、たわし洗い、つぼ洗い、泡プレイ、手コキ、ノーフィニッシュ |
【シーン3】 |
淫乱、痴女、たわし洗い、つぼ洗い、手コキ舌出しフィニッシュ、お掃除フェラ |
【シーン4】 |
上司来客、ローションプレイ、アナル舐め、足指舐め、69、正常位外だしフィニッシュ |
評価 | ★★★☆☆ |
---|